昭和41年4月7日〜9月28日 | |||
NETテレビ(現・テレビ朝日)系 ・木曜よる7時〜7時30分 →7月より・水曜よる7時30分〜8時 |
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全26回 ☆白黒作品 | |||
東映(東映京都テレビプロ) NETテレビ | |||
♪OP 忍者ハットリくん うた:前川陽子 ♪ED なし |
■原作:藤子不二雄(A) ■監督:島津昇一/曽根勇 ■脚本:服部半蔵(井上ひさし&山元護久)/梶川一平/若林一郎 ■音楽:小川寛興 ■タイトル:スタジオ・ゼロ |
ハットリ・カンゾウ ●野村光徳 /(声)熊倉一雄 |
伊賀の里から文明社会の街へ、修行のためにやってきた少年忍者。現代の習慣を知らないのでドジばかり。サンマが大好物です。 |
ケン一 ●高宮克己 |
ハットリくんが居候している三葉家の一人息子で、平凡な小学生。ハットリくんに尊敬されています。 |
ケムマキ・ケムゾウ ●不明 |
伊賀流忍者と敵対する甲賀流忍者の少年。ケン一くんのクラスメートです。 |
ハットリ・シンゾウ ●中條 茂樹 /(声)不明 |
伊賀の里からタマに遊びにやってくる、ハットリくんの弟。まだ幼年の忍者です。 |
ケン一のパパ ●牟田悌三 |
口やかましいサラリーマンのパパ。ハットリくんを忍者だとは信じていません。 |
ケン一のママ ●久里千春 |
典型的な主婦。ヒステリーが恐ろしいママです。 |
木曽仲経 脳屁之斎斎(きそのなかのり のうへのさいさい) ●左ト全 |
ハットリくんが修行をしていた伊賀の里・忍者塾の校長先生。 |
花岡実太先生 ●谷村昌彦 |
ドラマのオリジナルキャラクターで、ケン一くんたちのクラスの担任。あだ名はズバリ「鼻を囓った先生」。この名前は、井上ひさし&山元護久さんの合作ペンネームとしても使われていました。 |
伊賀の忍者の里から、少年忍者ハットリカンゾウくんが修行のため街に降りてきました。 大好物のサンマのニオイにつられて、ケン一くんの家にきたハットリくん。なれない文明社会で、甲賀忍者のケムマキも加わって大騒動を巻き起こすのでした。 |
拙者、東映コメディ特撮路線の先駆けでござる |
昭和39年から漫画雑誌「少年」に連載されて人気だった藤子A先生の忍者ギャグ漫画を「風のフジ丸」「忍者部隊月光」などの忍者ブームにのって実写でテレビドラマ化したもの。 制作は「太秦映画村」やテレビ朝日の時代劇でおなじみ、「東映京都撮影部」です。ハットリくんの無表情な顔はお面のようなマスク、目や口はギミックで表情を再現。OPは止め絵によるハットリくんが描かれました。のちの「がんばれ!ロボコン」などにつながる、東映のコメディ特撮シリーズの先駆け的な番組の一つです。 |
ケムマキ役の正体が謎でござる |
懐かしのテレビ番組を扱った企画(テレビ『テレビ探偵団』や雑誌『テレパル』など)で、ケムマキ役は俳優の杉良太郎が演じていた、と言われていまが、あくまでもウワサでケムマキ役を演じた正式な役者さんは不明なのです。 |
脚本の服部半蔵って誰でござるか? |
主に脚本を書かれたのは、服部半蔵という方。その正体は、作家の井上ひさしさんと山元護久さんです。このお二人は同時期に、NHKで大人気の人形劇『ひょっこりひょうたん島』の脚本を書いていたため、NHK側に配慮する形で民放の諸番組では、こういったシャレの効いたペンネームで書いていたそうです。 |
■中公文庫・コミック版「忍者ハットリくん」全2巻 「新忍者ハットリくん」全4巻 /中央公論新社 ■藤子不二雄Aランド「忍者ハットリくん」全4巻 「新忍者ハットリくん」全8巻(※04年以降刊行予定) /ブッキング |
新版のほうがその後のアニメ化に合わせて新しく描かれたもので、獅子丸や夢子ちゃんも登場しています。2003年1月より、ブッキング「藤子不二雄(A)ランド」にて単行本が復刊中。 |
■DVD・東映TV特撮主題歌大全集Vol.1 (ビデオ・DVD) (主題歌:忍者ハットリくん のみ収録):東映ビデオ |