昭和44年4月1日〜9月23日 | |||
TBS系 火曜ひる6時〜6時30分 | |||
15分×2 全26回 ☆白黒作品 | |||
東京ムービー スタジオ・ゼロ TBS | |||
♪OP ウメ星デンカがこんにちは うた:石川 進・杉山加寿子 ♪ED ウメ星デンカがこんにちは うた:石川 進・杉山加寿子 |
■原作:藤子・F・不二雄 ■監督:鈴木伸一 ■脚本:浪江志摩/新沼孝夫/岡田 豊/若林一郎 ほか ■演出:大隅正秋/鈴木伸一/秦泉寺博 ほか ■音楽:林 一 ■作画:秦泉寺博/田中正史/角田 隆/富永貞義 ほか ■制作協力:Aプロダクション |
デンカ ●杉山加寿子 |
ウメ星の王子さま。元気でおおちゃくな子どもで太郎くんと仲良しです。 |
太郎 ●松島みのり |
中村太郎くん。平凡な小学生ですが、ウメ星王室のツボを拾ったおかげで、デンカたちを居候させることになってしまいました。 |
王さま ●田の中勇 |
ウメ星の国王様。ノンキでお人よしな性格。ウメ星再建をしようとしていますが、地球の生活に関して非常識のあまり、失敗ばかりです。 |
妃さま ●菅谷マサ子 |
ウメ星の王妃。とても上品なお方。王様同様、地球のことに関して非常識。王様の言うことに間違いはないと思っています。 |
ベニショーガ ●大竹 宏 |
王様を心配してやってきた王さまの侍従で、デンカの教育係。剣術の達人で厳格なおじさん。行動力はありますが、やや早とちりな面もあります。 |
ゴンスケ ●毒蝮三太夫 |
ベニショーガが取り寄せた、めしつかいロボットのプラモデル「万能ゴンスケ号S」。不良品だったため、お金にがめつくヒネくれた性格。王さまたちの命令聞きませんが、みよちゃんには腰砕けです。 |
みよ子 ●貴家堂子 |
河合みよ子。太郎くんのクラスメートでガールフレンド。デンカのお后候補として選ばれたこともあります。 |
サンカク ●沢田和子 |
太郎くんのクラスメート。三角メガネをかけています。金持ちを鼻にかけたイヤミな性格。 |
フグ田 ●兼本新吾 |
太郎くんのクラスメート。町内のガキ大将、いつも太郎くんをいじめています。 |
パパ ●藤本 譲 |
太郎くんのパパ。王さまたちを居候させてあげることを決意した、優しい人。なにかとウメ星勲章をもらっています。 |
ママ ●北浜晴子 |
太郎くんのママ。王さまたちの世話もするはめになって、てんてこまいです。 |
フクジン ●雨森雅司 |
ウメ星王室の大蔵大臣。王さまに会うためたまに地球へやってきます。 |
消滅したウメ星から地球に移住してきたウメ星デンカと、王様たち王室一家。 太郎くんのいる中村家に居候することになったデンカたちは、ツボから不思議な道具を出して太郎くんを助けたり、珍騒動を巻き起こしたりします。 お金にがめつい不良品ロボットのゴンスケや、アマノジャクなナラ子も登場して大騒ぎ。そんなデンカたちの夢は、もう一度ウメ星国家を再建させることなのです。 |
パンパロパン!藤子アニメ第4弾だぞよ |
「オバケのQ太郎」から続く、TBS藤子アニメ第4弾として登場しました。が、それまでの日曜夜7時30分「不二家」枠が、東京ムービーの親会社だった「国際放映」制作によるカラー実写青春ドラマ『青空にとび出せ!』になったため、白黒制作のデンカは放送時間が火曜日の夕方6時台に移動。そのせいもあり、人気は出ずに半年で終了となりました。 |
白黒放送末期のアニメでございまする |
デンカが制作された昭和44年は、テレビアニメが白黒放送からカラー放送へほぼ移行していた時期でした。しかしこの作品は低予算のためか白黒で制作されたのです。後に再放送される機会もほとんどなく、フィルム自体も一部は残っていないようです。カラーで制作されていれば現在も再放送で拝めたかも・・・・。 |
その後、映画で復活! |
白黒時代のアニメ化のみだったデンカですが、平成5年に映画ドラえもんの同時上映作品として劇場アニメ化されました。同時期にテレビシリーズに向けて準備もされていたようですが企画がつぶれたようです。 |
■コロコロ文庫 ウメ星デンカ 全2巻 /小学館 |
昭和44年から、小学館の学習誌で連載。テレビアニメ化にともない、「少年サンデー」でも連載されました。そしてこのデンカの後を受けて、昭和45年から学習誌で連載がスタートしたのが「ドラえもん」だったのです。 |
■東京ムービーアニメ主題歌大全集 第1巻 (主題歌:ウメ星デンカがこんにちは のみ収録):TMS |