-05年ドラえもんまとめページ-

生焼きコラム

管理人がブログでドラえもんについて書いた文章(コラム)の05年3月文です。書いた日付が新しい順に上から並べています。※絵文字、外部リンクやトラックバックなどは外しています、ご了承下さい

わさドラ2回目視聴率の雑感

先週(4/18-4/24)の高視聴率TOP10(ビデオリサーチ関東地区)が発表。

レギュラー放送としての1回目となったドラえもん視聴率は・・・13.5%

おお!調子よいですね!去年の平均12%より1.5%も良いです。裏番組に強敵があったんですが、そちらはの結果は・・・

清原の500号ホームランまであと1発となっていた巨人戦のナイター中継(フジ)・・・10.9%
ぐるナイ料理人頂点ゴチ!スペシャル(日テレ)・・・17.6%
巨人戦はギリギリのフタケタ。ゴチは余裕というかサスガ。この中でテレ朝のドラが13.5ってのは上出来です。今まで日常生活の一部として見てる人は今回もそのまま見てるんじゃないでしょうか。これならガタ落ちしないような感じですね。

▽高視聴率だった要因を考えてみる
・声変わりしたリニューアル1回目を見逃した人が、とりあえず話題性のために今週こそはと見た
・リニューアル1回目でドラえもんを久々に見た人が「これは面白い!」と思い、2回目も見た
・巨人戦に興味の無くなった大人が、子どもの観たい番組にチャンネルを合わせた
・先週金曜日は特に大きなニュースがなかった
・たまたまドラえもん好きな人のテレビに視聴率の機械が付いていた(モニター家庭の入れ替えがあった?)

リニューアル1回目をみて「こんなの私の愛したドラえもんじゃない!ヒドい!」というような嫌悪感を抱いた方々はもう二度と見ないでしょうが、そのようなマイナス要因よりプラス要因の方が多かったと思われます。

 #書いた日 05.04.27
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もっと!ドラえもん第1号、あっ、ドラえもんだ!感想

ドラえもん関連の感想を3つ。
▽ぼく、ドラえもん。増刊『藤子・F・不二雄ドリームシアター・もっと!ドラえもん』第1号購入。価格1380円に相応しい情量と内容でした。

☆特に興味深く面白かったかったところ
・リニューアルドラえもんのアニメ設定画
・美術監督・清水としゆきさんのコメント
・音楽・沢田完さん、パパ(松本保典)&ママ(三石琴乃)の声優インタビュー
・のび太の恐竜2006映画製作日誌
・藤子F先生が語るのび太論
・旧ドラの思い出に触れられている切通理作さんのコラム
・室山まゆみさんの書き下ろし漫画
出木杉くんキャラデザイン初公開!原作に登場し始めたころの出木杉くん絵柄に準拠。これを見てしまうと大山ドラ版の出木杉くんの顔って、かなりシンエイ藤子アニメかぶれしてたなぁと感じます。
わざわざ映画のために「最新恐竜研究会」発足ってスゴいですね!ますます期待できそう。

☆ウザかったところ
・ボール紙で覆われたかさばるパッケージ
・のび太にひとこと言いたい!の企画構成

▽テレ朝チャンネル「あっ、ドラえもんだ!」鑑賞。
10分間のドラえもん公式インフォメーション番組で、昨年度放送されていた「ぼくドラステーション」の後番組。
本日発売になったドラえもん専門誌「もっと!ドラえもん」の内容紹介、ドラえもん公式サイトの紹介、ドラえもん最新グッズ紹介などをテレ朝のアナと女性タレントが案内。月イチ更新の番組なので速報性がイマイチなく、グッズ紹介がメインって感じ。
うーん、初回ってことで、まずは監督とか新声優インタビューの類を期待してたのですが、残念。
でも「ぼくドラ〜」で行っていたテレ朝チャンネルの番組案内はなくなり、ドラ度100%になってる点は良いです。

▽公式サイトのトピックスに「ジャイアンの母役は、あの“みやちゃん”だ!」なる見出し。

>ジャイアンのママの声を 、“ピンクの電話”の竹内都子さん が演じることになりました!

こんな軽いノリの書き方はヤメてくれ。竹内都子さんって東映アニメの「夢のクレヨン王国」で普通にレギュラー声優をこなしてたわけで、今さら声優としてこんな大きく扱うほどの事じゃないかと。コレだとムリヤリに話題性だけをバラ巻いてるように見えてしょーがない。
テレ朝的には、みやちゃんよりも「のび太のママ役は、あの“セーラームーン”だ!」の方がよっほど話題振りまけると思いますよ。

 #書いた日 05.04.25
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わさドラ放送予定を見て気がついた残念な点

まるで原作漫画のリストかと思ってしまう、ドラえもんのサブタイトル。で・・・これを眺めていて今更ですがちょこっと寂しい気持ちになりました。今までリニューアルの良い部分ばかりに目が向いてそれらを述べてきたのですが、今回はちょっと残念な点。新しい声優さんや作画やリニューアルの方向性にはおおむね満足しています。 これはたぶん私だけ?と思われる残念な点。

“わさドラ”になってサブタイトルがなんのアレンジもない原作どおりになったので、ある程度のファンであれば話の内容がすぐにピンときます。逆に、どんな話かを想像して期待する楽しみが減ってしまったのです。
で、これは今更言うコトじゃあないんですが今後のドラえもんは原作からアニメ化ってことで、多少の改変はあるにしても根本的に新しいオリジナルストーリーが出てこない。原作をアニメ化ってのは当たり前な事であってとても素晴らしいのです。実際に観てて子どものころの懐かしい気持ちに帰って楽しめます。ですが、ドラえもんの漫画で育った世代としては逆にストーリーが分かっちゃってて、初めての感動が味わえない、という致命的な要素がアリ。。

アニメドラは90年代以降アニメオリジナル話が増えてきて、内容は幼稚で取るに足らないイマイチのグダグダ回が多かったんですが、そんな中で渡辺歩さんの演出回だけはストーリーと渡辺さんのギャグセンスがウマく混ざって超オモシロく、私の中では近年のアニメドラ唯一といって良いくらいの楽しみだったのです。
特に渡辺さんじゃなくとも、そういう、オチがどうなるのか展開がまったく読めないストーリーと、アニメ独自のギャグセンスで描かれるオリジナル回が当分観られないってのはちょっと寂しい。ドラえもんのシチュエーションでオモシロい話を新たに作るってのは作る側に相当なセンスが要りますけど。

基本は原作準拠、なおかつタマにアニメオリジナルも作っていくと両方で楽しめてベターなんですが・・・。でも30分枠じゃムリですね(^-^; 以上、私の贅沢な欲望でした。

 #書いた日 05.04.22
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ドラえもんリニューアル初回の視聴率は16.0%

日刊スポーツより速報。関東地区のわさドラ初回視聴率はジャスト16.0%。

>大山のぶ代ら旧声優陣の最後の放送(3月18日)の14・0%を上回った。同局は「視聴者の反応は、以前の声を懐かしむ声があった一方で、新しい声を応援するものが多かった。16・0%は新声優陣への期待感の表れでは」とした。

「期待感の表れ」って言い方はちょっとキレイにまとめすぎ。単に一般的な話題性が高かったからではないかと。でも昨年末からずーっと世間やネットで話題になっていたわりに16%止まりでしたか。20%超えなかったのは、ちょっと残念ですが、私の予想というか期待(過去エントリ参照↓)は当たってくれました。昨年度の平均が12%なので、今週の2回目以降で12%以上取れれば好発進と言って良いでしょう。はたしてどうなるのでしょうか。家にビデオリサーチの機械があれば間違いなく貢献できるのに・・・残念な限り。

 #書いた日 05.04.19
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4/15 スーパーJチャンネル・特集メモ

新生「ドラえもん」好反応スタート(スポニチの新聞記事より)とのこと。
梶プロデューサーいわく、
>「若々しくなった、とおおむね好評でした」と視聴者の反応に満足げ。

視聴者の反応ってのは、公式サイトから送られてきた「ご意見・ご感想」の反応ってことですかね。ネット上でドラえもん系掲示板やら、昨日の感想が書かれたブログを読み歩いていると、好評、キビしい不評とで半々くらいなのですが(^-^; (批判的な意見の方が多い?)
それにしてもプロデューサーが公式コメントするのが素早いですね。反応がおおむね良くっても、現実的な問題は視聴率。土日を挟むから、判明する来週月曜以降が楽しみです。

4/15のスーパーJチャンネルにて、 特集(Jのこだわり)『すべて見せます舞台裏 新ドラえもんの「秘密」』が放送。その中の注目点など。
キャラクターの絵:どこが違うの?3つの変化
・ドラえもん・・・ドラえもんの頭が少し大きくなった 2.5等身→2等身
・スネ夫・・・身長が小さくなった
・しずか・・・髪の毛が茶髪から黒髪になった

ジャイアン役:木村昴くん 中学で生徒会副会長
木村昴くんの父:ドイツ人・元オペラ歌手、武蔵野音楽大学の講師
水田わさび:中学の卒業文集 「自分に一番向いている職業は声優しかないと思った」と書いていた
大原めぐみ:アフレコ時の普段着(?)、フリル系ミニスカート+スパッツ+ブーツでかわいい!
3月16日・リハーサルから3週間後、アフレコ収録本番初日だったとの事

 #書いた日 05.04.16
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水田わさびドラえもんスタート!感想メモ

ついに一ヶ月ぶりとなるドラえもんのTVシリーズが再開!しかもほぼ新番組体勢です!
今年は映画が無かったのですがこのリニューアルドラの話題で、3月から4月にかけてあっという間だった感じです。さっそく今夜の初回スペシャルを見て、私なりに採点をしてみました。とりあえず1ヶ月は見ないと全貌が分かりませんが、ファーストインプレッションってことで、番組全体の採点。

オープニング:☆☆
インストという新しい試みに期待してたのですが、肝心のアレンジがヘン。。こんなこといいな♪、の直前、さぁこれから盛り上がり始めるイントロ部分のメロディが、オリジナルメロディの面影をかき消されちゃっててオカしい。西脇辰弥さんがアレンジしてる割には・・・イマイチです。こんなアレンジではテレビの前で一緒に歌う気になれない(>_<)

キャラクターボイス:☆☆☆☆
新人・大原めぐみののび太は予想外に演技力が良かったです 相当自主トレされたんでしょうか。新声優の中で一番不安だったのですが、“さわやかでちょっとイイヤツ”って感じの好感の持てる声でした。泣き声もなかなかの泣きっぷりでした。

メインの5人よりも違和感強かったのが・・・のび太のママ。ていうか三石琴乃さんですか。琴乃さんはお姉さま声のイメージ強すぎて、このママ声に慣れるのには、水田ドラの声に馴染むよりも時間かかりそう(^-^;

キャラクター作画:☆☆☆☆
総作画監督は渡辺歩ではなく、ベガエンタテイメントの丸山宏一さんでした。概ね中期以降の原作の雰囲気で、実に忠実。後期大山版のノッペリとしたクセの無いキャラデザインにはどうも閉塞感を感じていたのでこれは良いです!
しずかちゃんのママは気持ちふっくらされてますね。原作絵と大山版のアニメ絵をミックスさせた感じ。これはちょっと違和感有り。

背景作画:☆☆☆☆☆
デジタル効果でのび太の家も伸縮自在。リアルな背景は温かみや生活感があって良いです。アニメエスパー魔美とは別の方向で極まってる背景。
タイムトンネル内のカラフルなCGアニメが超キレイ 80年「のび太の恐竜」のアナログなアヤしいタイムトンネル作画と時代の差を感じます。
ハイビジョン対応ってことで緻密に描かなければならないのは大変でしょうが、これなら良い感じです。

シナリオ:☆☆☆☆
1話辺り10分ちょっとってことで(タイムマシンがなくなった!!は3パート分割の中編)原作にはなかったオリジナル場面が挿入。ヘンに脇道を逸れたり急に毛色が変わったりするわけではなく、純粋に元の漫画版から物語の魅力、楽しさを膨らましてる感じ。こういうアレンジであれば好印象。というか、“原作に忠実なドラのアニメ化”ってなると、このくらいしか脚本家の腕の見せ所が無い。
ただ、ひみつ道具の現代風アレンジはいまいちセンスがよろしくない。ハジメテンが若葉マークの付いたスタンプ「はじめてポン」ってどうなのよ?初めて=若葉マークになるの? シャレの効いたネーミングが消えてしまい、ちょっと惜しい。こういったセンスのある部分をどう料理するかは今後に期待です。

本編演出:☆☆☆☆
米たにさんの回はやはりカットが個性的。それくらいで、特にアザトい演出もアクの強い演出もなく、素直にストーリーを楽しめました。ひみつ道具の登場シーンもやたらハデCGとかではなく、普通に丁寧に描かれててGood。

音楽:☆☆☆
日常シーンに流れる音楽はノリもよく楽しげな曲ですぐに愛着がわきそう。だが、白熱した場面やら緊迫感のあるシーンでの曲が淡泊。うっすらと背景に流れてるなぁ程度で、いまいちピンとこないし、音楽からは画面に引き込まれない。

エンディング:採点不能
???エンディングは無しオープニングに各話スタッフ表示された時点で、今夜はEDは無いと分かったけど。。
せっかく余韻のあるいい話で終わって、いきなり次回予告→提供→「クレヨンしんちゃん」「笑いの金メダル」予告が流れると萎えます。イメージにそぐわないタイアップ曲が流れるのも萎えるけど、いきなり次番組の宣伝予告が入るのはもっと萎える
次週の通常放送からはEDが付くんでしょうかね。

サブタイトル:☆☆☆☆☆
様々なひみつ道具が散らばって、数パターン有るドラのクレパス調の絵柄の上にサブタイトルの表示。今までのものより断然センスがあって良い。

次回予告:☆☆☆
次回予告なのに、次回のお話のストーリーを語ってないんですけど。もう一工夫欲しかったところ。

●総括:主題歌以外は子どもの頃に慣れ親しんだ原作タッチで、近年の大山ドラより明らかに良好。観る側として新しい声に慣れる事、声優さんの声色や演技がスキルアップしていく事、この二つが進めばもっと純粋に楽しめそうです。

ひとこと:
#1:ココスの包み焼きハンバーグCMは声だけがリニューアル。一から作り直すくらいの予算は無かったのか(^-^;
#2:幼年期のび太役が、若手声優の注目株・門脇舞ってのにもビックリ。なかなか良い声ですね。
#3:スーパーJチャンネルの特集で初知り。ジャイアン役の木村昴くんってドイツ人の父とのハーフだったのか!今までなぜ公にしなかったの?

 #書いた日 05.04.15
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ドラえもん他4人の15秒CM配信中

4/12からテレビ朝日ドラえもん公式サイトで、ドラえもん、のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫、5人のナレーションによる計5パターンの15秒予告CM動画が更新されています。

 ▽その感想
のび太はまだちょっと演技に吹っ切れてない、ちょっとオトナしい控え目な声。もっと大泣きしてドラえもんに泣きつく声を聴いてみたい。
しずかちゃんは普通にかわいらしい声。可もなく不可もなく。
ジャイアンの声はいかにもケンカ強そうな迫力があって頼もしい声なのですが、どうしても“あの”木村昴クンの顔が頭の中に思い浮かんでしまって駄目です(苦笑)。
スネ夫の声は何の問題も無しです。現状維持でOK

4/13追記:公式サイトがまた更新。4月15日(金)ドラえもん放送直前の「スーパーJチャンネル」にて、水田わさびさん(ドラえもん役)と木村昴くん(ジャイアン役)の素顔 、 リハーサルや初アフレコ の様子など、新キャストたちのこれまでのドキュメントを放送するとの事。関東ローカルと書かれているので多分午後6時18分すぎの特集でしょうかね。

しかし前回の「新声優オーディションの裏側」といい、ニュース内の特集でしかも関東ローカルってのはヤメテ欲しいですね。せっかくの優良素材なのに、多くの人に見て貰えなくてもったいない。これだからネット上のアップローダーに動画をばらまくイタい輩が出回るんですよ。この手のドラ新声優ドキュメントは、初回放送の前にちゃんと全国ネットの特番を組んでやって欲しかったです。

 #書いた日 05.4.13
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ドラえもんテーマ曲、女子十二楽坊が担当と発表

「ドラえもん」テーマ曲、女子十二楽坊が担当とテレ朝から発表されました。

>新テーマ曲は演奏のみ。おなじみの「こんなこといいな」で始まる歌詞は、画面下部に表示する。

とのこと。タイアップといえばタイアップなのかもしれませんが、これは新しい試みとして評価します

>同局は「テレビの前で親子で歌ってほしい」としている。

メロディだけで歌がないというのは真っ白なイメージであり、まずは皆さんお馴染みの「ドラえもんのうた」を、テレビの前でアニメに合わせて字幕を見ながら楽しく歌ってくださいという意味ですね。テレビの前の皆さんがドラえもん歌手ってことです。これは良いアイデアです。しかもタイアップも兼ねてるあたりサスガ。
まずはこのボーカル無しで半年は助走して、秋から華々しいちゃんとした歌入りの「ドラえもんのうた」が流れる・・・ことに期待します。
あとはエンディングテーマ曲なんですが・・・これは無難に子どもが一緒に歌えるような、童謡的なアニメソングでお願いしたいです。
でも新テーマ曲とだけ書かれてるのが気になりますね。これってオープニングですかね?もしかしてこっちがエンディングだったり?で、本命の歌付きオープニング曲を別に用意してるとか。

 #書いた日 05.4.7

(C)2005 藤子アニメだいすき!